こんにちは!

今日は「本作りの基礎知識」として、本の構成について少しだけご説明したいと思います。

本の装丁は、大きく2つの製本方式に分類されます。

表紙をボール紙に貼って作られるハードカバーの「上製本」と、
文庫本や雑誌などのように表紙が本文より少し厚めの紙で作られるソフトカバーの「並製本」です。

「上製本」は高級で丈夫な仕上りになりますが、コストとしては「並製本」よりも割高になります。

一方、「並製本」は、費用面でメリットがあり、更には持ち運びやすさや手軽さがありますが、「上製本」よりも傷みやすい傾向があります。

それぞれメリット、デメリットをもった製本方式ですが、本の構成は一部を除いては大きな違いはありません。


本を構成する要素にもそれぞれ細かく名前が付いています。

先日ご紹介しました「デザインの旅」(上製本の装丁)を使い、各部の呼称についてサクッとまとめました。

(「デザインの旅」は
●【印刷・特殊加工実績】単行本「デザインの旅」 HANDFAST 遠藤紀雄 様
でご紹介させて頂いております)

[表紙周り]
天(てん)・・・本の上部分。
地(ち)・・・本の底部分。
背(せ)・・・表紙の背中部分。この部分に入る文字を「背文字」と言います。
溝(みぞ)・・・背より少し内側に入る溝。この溝のおかげで表紙が開きやすくなります。
束(つか)・・・本の厚さ。
チリ・・・表紙の本文部分より大きい部分。並製本にはありません。

[本文(ほんもん)]
本文(ほんもん)・・・本の本体部分。
ノド・・・本の見開きの中央部分。
小口(こぐち)・・・背の反対部分。
見返し(みかえし)・・・表紙と本文をつなぐ役目の紙。並製本にはありません。
トビラ・・・書籍の中身の最初のページ。
花布(はなぎれ)・・・背と本文の接着面をの隠す布。並製本にはありません。


本作りの基礎


いかがでしたでしょうか?

近年では、個人の方が「自費出版」として本を作られるケースも増えております。

当社ではあまりそういった事案はございませんが、もちろん可能ですので是非ご相談ください!

今回の「本作りの基礎知識」が少しでもご参考になれば嬉しいです!
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