今日は7月上旬に行われた社内研修についてご紹介させていただきたいと思います。
今回の研修は、当社の長年のクライアントでもあります、箱根のポーラ美術館様にて、ビジネスのためのアートワークショップ(Art Workshops for Business)を体験してきました。

グループで対話をしながら作品を見る、「対話型鑑賞方法」で、「見えるものを言語化する力」、「伝える力」、「考察する力」、「多様性を認識する力」等を育成するねらいがあります。
具体的にどんなことをするのかと言いますと、
まず1枚の絵画について何の知識も入れずにただじっくりと鑑賞します。
そして、その絵に対して感じたこと、疑問点、自分なりの解釈について自由に発言していきます。
ポーラ美術館では学芸員さんがファシリテーター(進行役)となって、中立の立場に立ち、グループでの活動が円滑に進むように、参加者間の共通理解を促したり、コミュニケーションの交通整理を行うことで今まで一人では見えなかった新しい観点を見出していきます。
創造的な直観力を高め、複雑な状況を多角的に観察、分析、統合し、言語化するトレーニングを行うことによって、ビジネスシーンにおいても既成概念にとらわれずに解決する力を養うことをねらいにしています。
当社では今回、営業部や総務部、クリエイティブ部門、データデザイン部、埼玉工場など職種も社歴もバラバラなメンバー15名が参加し、活発でユニークな意見に富んだワークショップになりました!
やってみて感じたことは、1枚の絵から感じること、思うことは人それぞれで全く違っていて、そこに納得したり、感心したり、逆にちょっと違和感があったりしてとても新鮮に感じました。
それらの作業を通して、今まで同じ職場にいても気づかなかった人となりや、新たな一面が発見できて、コミュニケーション向上にも効果を感じました。
ワークショップ後は、美術館内のレストラン アレイにて昼食。
午後は自然豊かな遊歩道を散策し、開催中のポーラ美術館開館15周年記念展「ピカソとシャガール 愛と平和の讃歌」を見学してきました。
ワークショップで鑑賞した絵画の実物が間近で観られるということもとても貴重な経験となり、また、ワークライフバランスの観点からもリフレッシュする良い機会になりました。
ポーラ美術館様では今後も企業を対象にした、今回の様なワークショップに取り組んでいかれるとのことです。
もしご興味のある方は、ポーラ美術館へお問い合わせください。
公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
TEL:0460-84-2111(代表)
FAX:0460-84-3108
過去記事
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●箱根町仙石原 ポーラ美術館と印刷物のこと
●【制作実績】ポーラ美術館「愛のシャガールウィーク」子供用クイズのパンフレット
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