桜が満開の3月末日、白金台にある松岡美術館で開催中の「元気な文様たち 五彩・青花を中心に」に行ってきました。

松岡美術館は、実業家・松岡清次郎氏(松岡地所の創業者)のコレクション1800件余りが所蔵されている私立美術館です。
松岡清次郎氏は美大・芸大受験生なら誰もが知っている美術予備校、あの「新宿美術学院(通称シンビ)」の創設者でもあります!
最寄り駅は白金台駅なのですが、今回は目黒駅から向かいました。
メディア グラフィックスからは徒歩30分ほどで行くこともできます。
目黒駅東口には松岡美術館の電飾看板があります。

東京都庭園美術館、自然教育園の前の通りは桜が満開!


公園では、春休みのお子様やママさんたちがお花見を楽しんでいました。
自然教育園の角を曲がり、見事な桜のお庭があるなぁ、と思ったらここが松岡美術館、でしたが、入り口は反対側という案内図が。

入り口には「元気な文様たち 五彩・青花を中心に」のポスターが置かれていました。

メディア グラフィックスはこの度、こちらのポスターとチラシのデザイン・印刷を担当させて頂いております。
正面ロビーでは、ディエゴ・ジャコメッティの『猫の給仕頭』 (1967)の可愛さに目を奪われました。

「元気な文様たち」は2階の展示室で開催されており、色鮮やかでユニークな文様の描かれた中国の陶器を堪能。

こちらの龍は、なんだか両手両足を広げて戯けているようで、クスッと笑ってしまう可愛らしさでした。

そして、2階通路に置かれた雛飾りの豪華さにも驚きました。

松岡氏がお嬢様のために購入したものだそうですが、お内裏様とお雛様は建物の右手、三人官女の奥に恭しく鎮座されています。
お隣のお部屋では文楽人形などが描かれた日本画の展示、1階では古代オリエント美術に現代彫刻に古代彫刻、と、松岡氏のコレクションの幅広さに感嘆。
今回はお庭も開放されていて、見事な桜と共に、鶴の置物、灯籠、豊かな緑をのんびりと鑑賞できました。

お仕事のこと、素敵な美術品を見せて頂けたこと、そして新宿美術学院でお世話になったお礼を、松岡氏のブロンズ像にご報告させて頂きました。
※中庭の開放は期間限定となっておりますので、公式Twitterで最新情報をご確認ください。
本日から中庭を開放しております。(雨天時は中止いたします。)
— 松岡美術館 (@matsu_bi) 2019年3月27日
桜も満開に近づいてきましたが、それにもまして今年は楓が元気です。足元に目をやると、みずみずしい苔たちの姿も。
開放時間は10時から16時30分までです。
皆様のご来館を心よりお待ち申し上げております。
#松岡美術館 #桜 pic.twitter.com/iYn1DK8d0i
「元気な文様たち 五彩・青花を中心に」の印刷物のお仕事は、担当者様が弊社の制作物を見てお声掛け下さった、新規案件でした。
日々の仕事をキチンと見て下さる方々がいるのだと、感動と共に身が引き締まる思いです。
松岡美術館は所蔵作品の修復調査、設備点検のため、2019年6月2日(日)から2021年10月4日(月)まで休館することとなっております。
お散歩がてら、是非皆様もこちらの展示、行ってみてくださいませ!
【松岡コレクション 元気な文様たち 五彩・青花を中心に】
2019年2月20日(水)~2019年6月1日(土)
開館時間:午前10時~午後5時(入館は4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
*ゴールデンウィーク中は休まず開館します。5月7日(火)は休館いたします。
観覧料:一般800円/65歳以上・障害者700円/中高大生500円(20名以上の団体は各100円引)
【同時開催】
館蔵 日本画 伝統芸能と音色の響き
古代エジプトの女性と女神
松岡美術館
東京都港区白金台5-12-6
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