こんにちは!

今日は、印刷物の「表面加工」についてご説明します。

ラミネーター(PP貼り)

「表面加工」とは、印刷した紙の上にニス引きや光沢剤、フィルムなどで加工を施し、印刷物自体の性能を上げることができる工程です。

機能面では、印刷物のインキの擦れ防止やフィルムを貼ることによって耐久性を上げることが可能です。

デザイン面では、ツヤ出しや、マット感を出すなどの加工を施すことで、印刷物の風合いが増し、より高い高級感を演出することが出来ます。

ホログラムで柄をつけたり、キラキラさせたりすればより個性的な印刷物に仕上がります。

そんな「表面加工」ですが、具体的にはどんな方法の選択が出来るのでしょうか?

弊社でご提案出来るいくつかの種類をご紹介いたします。


①ニス引き(グロス・マット)

オフセット印刷で印刷物の表面に透明な樹脂液を塗ることをいいます。

樹脂液には、「グロスニス」と「マットニス」があり、「グロスニス」の場合はインキの乗っている部分の光沢感が若干上がります。

「グロスニス」は光沢効果というよりは、ニスによってインキの表面に膜が出来ることで、印刷物同士が重なった際に発生する圧や擦れによって汚れてしまうことを防ぐ保護目的があります。

一方の「マットニス」の場合は樹脂液成分の特性上、グロスニスのような保護効果はあまりありません。

どちらかというと印刷物に風合いやマット感を与えたい場合にご提案をさせていただく事が多いです。

また、もう一つ、ニス引きの特徴として部分的な「スポット」が可能ということが挙げられます。

1グロスニス(白部分スポット抜き)

紙面にグロス部分とマット部分を出して絵柄を見せたい場合は、このニス引きをうまく活用いただくと
効果が出ます。


②PP貼り(グロス・マット・ホログラム)

ポリプロピレンフィルムに接着剤を塗布し熱風乾燥した後、紙とフィルムを熱圧着して貼り合わせる加工です。

グロスPPはインキの発色が増し、強い光沢が出ます。マットPPはインキの発色は若干落ち、しっとりとした手触りとなります。

2【左】加工無し【右】グロスPP

2【左】加工無し【中央】グロスPP【右】マットPP

こちらはフィルムを貼り合わせていますので破れづらく、耐久性が出ます。

ただし、こちらは印刷面に加工を施すことで色の濃度が上がって見えるため注意が必要です。

グロスやマットの他にもホログラムをお選びただくことが可能です。


③プレスコート

印刷物に鏡面光沢と平滑性を施す表面加工です。

紙面に熱硬化性の樹脂を塗り、熱をかけローラーでプレスすることにより強い光沢感が得られます。

グロスPP貼りとほぼ同等の仕上がりですが、印刷物にフィルムを貼りたくない場合は、こちらの加工をお勧めしています。

なお、こちらについてもPP貼りと同様に印刷面に加工を施すことで色の濃度が上がって見えるため注意が必要です。


④LCコート(グロス・マット・ホログラム・エンボス)

印刷面へUV塗料をコーティングして、フィルムでプレスしたまま、UVランプを照射し、印刷物に転写する加工です。

仕上りはPP貼り(グロス・マット)とほぼ同等ですが、全面にしか加工が出来ないPP貼りやプレスコートと異なり、紙面の部分的にスポットで入れたり、抜いたりすることが出来るのが特徴です。

また、LCコートはバリエーション豊富なホログラムやエンボスを選ぶことも可能です。

4LCコート-ホログラム

4LCコート-エンボス

いかがでしたでしょうか?

「表面加工」についてこんなに種類があることは意外と知られていないかもしれませんね。

もし、ご興味のある方は営業までお問い合わせください!
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