コラムのカテゴリ記事一覧

化粧品および文化芸術分野の高品質印刷・加工・企画・デザイン・WEB制作「株式会社メディアグラフィックス」のブログです

カテゴリ:コラム

コラムのカテゴリ記事一覧。化粧品および文化芸術分野の高品質印刷・加工・企画・デザイン・WEB制作「株式会社メディアグラフィックス」のブログです

2017-11-13 コラム
こんにちは。今日は、先日社内にて開催されました【画像処理勉強会】の様子をレポートいたします!この勉強会は小泉塾30’チーム3による主催で、「レタッチ指示を正しく的確に現場に伝える難しさとコツ」を学ぶ社内研修です。当社のデータデザイン部長が自ら講師として登壇してくれました。参加者は若手を中心に、本社・埼玉工場の様々な部署から集まりました。印刷会社では、印刷物で使用する画像をお客様のご要望通りにレタッチ(...

記事を読む

2017-10-02 コラム
こんにちは!今日は「本作りの基礎知識」として、本の構成について少しだけご説明したいと思います。本の装丁は、大きく2つの製本方式に分類されます。表紙をボール紙に貼って作られるハードカバーの「上製本」と、文庫本や雑誌などのように表紙が本文より少し厚めの紙で作られるソフトカバーの「並製本」です。「上製本」は高級で丈夫な仕上りになりますが、コストとしては「並製本」よりも割高になります。一方、「並製本」は、...

記事を読む

2017-09-11 MG研究室
こんにちは。先週からMG研究室 インキ耐性編 結果報告をお送りしておりますが、今週も引き続き、検証・分析結果をご報告したいと思います。<前回からのおさらい〜検証内容>実験素材の印刷物はA3サイズのポスターを想定とし、以下4通りの印刷方法と用紙を使用しています。①ハイブリットUV印刷(UVインキ)+マットコート紙②ハイブリットUV印刷(UVインキ)+ユポ紙③オフセット印刷(油性インキ)+マットコート紙④オ...

記事を読む

2017-09-04 MG研究室
こんにちは。SNSチームでは、MG研究室として6月から2ヶ月間にわたって印刷物(ポスター)の日焼け劣化具合について検証を行い、2週間おきに濃度を計測してきました。●6月19日記事 【MG研究室 インキ耐性編 スタート】本日と来週の2回に分けてこの検証・分析結果をご報告したいと思います。実験素材の印刷物はA3サイズのポスターを想定とし、以下4通りの印刷方法と用紙を使用しました。①ハイブリットUV印刷(UVインキ)+マ...

記事を読む

2017-07-24 コラム
こんにちは!今日は7月上旬に行われた社内研修についてご紹介させていただきたいと思います。今回の研修は、当社の長年のクライアントでもあります、箱根のポーラ美術館様にて、ビジネスのためのアートワークショップ(Art Workshops for Business)を体験してきました。グループで対話をしながら作品を見る、「対話型鑑賞方法」で、「見えるものを言語化する力」、「伝える力」、「考察する力」、「多様性を認識する力」等を育成...

記事を読む

【社内講座】画像処理勉強会~レタッチ指示を正しく的確に現場に伝える難しさとコツ~

  •  投稿日:2017-11-13
  •  カテゴリ:コラム
こんにちは。

今日は、先日社内にて開催されました【画像処理勉強会】の様子をレポートいたします!

写真の赤入れ

この勉強会は小泉塾30’チーム3による主催で、「レタッチ指示を正しく的確に現場に伝える難しさとコツ」を学ぶ社内研修です。当社のデータデザイン部長が自ら講師として登壇してくれました。

参加者は若手を中心に、本社・埼玉工場の様々な部署から集まりました。


印刷会社では、印刷物で使用する画像をお客様のご要望通りにレタッチ(色調整・合成等の画像処理)をするという作業があります。

このレタッチ作業をするにあたり、【お客様】⇒【印刷営業】⇒【レタッチャー】というステップで伝える際に、実はうまく伝わらないケースもごくたまにあります。

それは色味や度合の感覚は人それぞれ個人差があるからです。

「モデルの肌色に少し赤味を足してほしい!」の「少し」ってどのくらい?

「空をもっときれいにしてほしい!」の「きれい」ってどんな空の色?


ここを明確にせず、個人の感覚で伝達してしまうと、レタッチ後の仕上りにお客様からのご要望に対してギャップが生じてしまう事があるんです。

このギャップをいかに失くすかは、【印刷営業】と【レタッチャー】のヒアリング力&伝達力にかかっています。


今回勉強会では

【お客様】【印刷営業】【レタッチャー】

の3役に分かれて、レタッチ指示のフローをロープレ形式で実践してみました。

簡単に言うと、3者の伝言ゲームのようなものです。

【お客様】と【印刷営業】は社内の様々な部署のスタッフが担当、最後の【レタッチャー】は実際の弊社レタッチャー達が担当しました。



実践してみると、この作業に慣れていない参加者はどんな色、濃さ、を求めているのかを言葉だけで聞き出す事、説明する事に四苦八苦…。

双方で修正後イメージを一致・共有化するという事が難しく、とても重要である事がよくわかりました。


色見本という明確な目標があるとスムーズですが、もし色見本がない場合でも「現状の70%くらいに薄くしたい」とか、「隣のモデルの肌色に揃える」とか、具体的なイメージを説明する事でより伝わりやすくなります。

レタッチ後の色校正を見て、お客様が「あれ?私の想定していた色と違うな…」となった場合、色の再修正や確認作業が必要になってきます。

しっかりとヒアリング&伝達をするという事が、時間とコストのスリム化、そして何よりもお客様への満足度にもつながる事を再認識できる機会となりました。

ちなみに今回の伝言ゲーム、レタッチ指示に不慣れな【お客様】役【印刷営業】役を通しても、当社のレタッチャー達は、全員正解!!

難易度の高いデリケートなレタッチ作業を日々こなしている鍛錬の証ですね。

【印刷入門シリーズ】本作りの基礎知識

  •  投稿日:2017-10-02
  •  カテゴリ:コラム
こんにちは!

今日は「本作りの基礎知識」として、本の構成について少しだけご説明したいと思います。

本の装丁は、大きく2つの製本方式に分類されます。

表紙をボール紙に貼って作られるハードカバーの「上製本」と、
文庫本や雑誌などのように表紙が本文より少し厚めの紙で作られるソフトカバーの「並製本」です。

「上製本」は高級で丈夫な仕上りになりますが、コストとしては「並製本」よりも割高になります。

一方、「並製本」は、費用面でメリットがあり、更には持ち運びやすさや手軽さがありますが、「上製本」よりも傷みやすい傾向があります。

それぞれメリット、デメリットをもった製本方式ですが、本の構成は一部を除いては大きな違いはありません。


本を構成する要素にもそれぞれ細かく名前が付いています。

先日ご紹介しました「デザインの旅」(上製本の装丁)を使い、各部の呼称についてサクッとまとめました。

(「デザインの旅」は
●【印刷・特殊加工実績】単行本「デザインの旅」 HANDFAST 遠藤紀雄 様
でご紹介させて頂いております)

[表紙周り]
天(てん)・・・本の上部分。
地(ち)・・・本の底部分。
背(せ)・・・表紙の背中部分。この部分に入る文字を「背文字」と言います。
溝(みぞ)・・・背より少し内側に入る溝。この溝のおかげで表紙が開きやすくなります。
束(つか)・・・本の厚さ。
チリ・・・表紙の本文部分より大きい部分。並製本にはありません。

[本文(ほんもん)]
本文(ほんもん)・・・本の本体部分。
ノド・・・本の見開きの中央部分。
小口(こぐち)・・・背の反対部分。
見返し(みかえし)・・・表紙と本文をつなぐ役目の紙。並製本にはありません。
トビラ・・・書籍の中身の最初のページ。
花布(はなぎれ)・・・背と本文の接着面をの隠す布。並製本にはありません。


本作りの基礎


いかがでしたでしょうか?

近年では、個人の方が「自費出版」として本を作られるケースも増えております。

当社ではあまりそういった事案はございませんが、もちろん可能ですので是非ご相談ください!

今回の「本作りの基礎知識」が少しでもご参考になれば嬉しいです!
 カテゴリ

【MG研究室】インキ耐性編 結果報告② CMYKで耐光性に差が出るの?

こんにちは。

先週からMG研究室 インキ耐性編 結果報告をお送りしておりますが、今週も引き続き、検証・分析結果をご報告したいと思います。

<前回からのおさらい〜検証内容>
実験素材の印刷物はA3サイズのポスターを想定とし、以下4通りの印刷方法と用紙を使用しています。

①ハイブリットUV印刷(UVインキ)+マットコート紙
②ハイブリットUV印刷(UVインキ)+ユポ紙
③オフセット印刷(油性インキ)+マットコート紙
④オンデマンド印刷(トナー方式)+マットコート紙


前回は、屋外に掲示されたハイブリットUV印刷とオフセット印刷(油性)では屋内の印刷物よりも明らかに退色(遜色)が起こっており、これらは紫外線(太陽光)によるものとご説明させていただきました。

●【MG研究室】インキ耐性編 結果報告 印刷方式や条件によってどんな違いが出るの?


今回は見た目だけでなく、濃度計測値をみながら検証をしてみたいと思います。

まずは「屋内の数値変化グラフ」と
屋内の数値変化グラフ
「屋外の数値変化グラフ」
屋外の数値変化グラフ
をご覧ください。


ご説明までもないかもしれませんが、印刷はC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(スミ)の4色の掛け合わせによって絵柄が表現されています。

濃度計測は、2週間おきに各色のベタ濃度を測定し、グラフ化しました。

その結果、屋内では全ての条件下で2か月間ほぼ同じ状態で変化が見られなかったのに対し、屋外ではオンデマンド印刷以外のハイブリットUV印刷とオフセット印刷(油性)でスタート直後からY(イエロー)とM(マゼンタ)の色が落ちていっていることがわかりました。

この結果から、Y(イエロー)とM(マゼンタ)には耐光性が無く、逆にC(シアン)とK(スミ)は耐光性があることがわかりました。

カラーバー比較

前回の見た目で、屋外の印刷物が大きく退色(遜色)していた原因は、Y(イエロー)とM(マゼンタ)のインキにあったんですね。


ではなぜY(イエロー)、M(マゼンタ)とC(シアン)、K(スミ)で耐光性の違いが出てしまうのでしょうか?

一言でいうと、インキの主成分となる顔料の違いによるものです。

C(シアン)やK(スミ)のインキの顔料の化合物は結合が強く、紫外線(太陽光)にあたっても壊れない性質なのに対し、Y(イエロー)やM(マゼンタ)は化合物の結合が弱いため、紫外線(太陽光)で破壊され本来の色を失ってしまいます。

では、ハイブリッドUV印刷やオンデマンド印刷で屋外に長期間設置したい印刷物はあきらめなければいけないのでしょうか?

いえ、安心してください!あきらめることはありません!!!

耐光性に関してはインキメーカーから「超耐光インキ」というインキが販売されていますので、そちらを手配すればすぐに色が落ちてしまうことはありません。

もちろん、メディア グラフィックスでも超耐光インキを取り扱っております。


最後に、今回の検証ではマットコート紙とユポ紙での違いでもテストをさせていただいておりました。

結論から言うと、耐光性についてはインキによるものが大きく、紙の違いでは影響はないという結果となりましたが、ユポ紙は合成樹脂(プラスチック)を主原料とした紙であることから耐光性ではなく、「耐水性」が強い紙です。

超耐光インキと組み合わせて使用することにより、太陽光や風雨、温度変化などの自然の気候の変化の影響を受けにくい「耐候性」の高い印刷物を作ることが可能になります。

主に屋外掲示の長い選挙ポスターや屋外のディスプレイなどが考えられます。


以上いかがでしたでしょうか?

この夏の強い日差しを利用してインキ耐性テストを行ってまいりましたが、私たちが予想していた以上に印刷物(ポスター)の退色(褪色)が進んだことは驚きでした。

メディア グラフィックスは、このような研究やお仕事を通して得られた経験や知識、ノウハウを用途や目的に合わせ、印刷のプロの視点から最適な紙やインキ、印刷方式などをご提案させていただいております。

是非お気軽にご相談ください!

株式会社メディアグラフィックス
〒141-0031 東京都品川区西五反田8-9-5 TEL:03-3495-1051(大代表)
●アクセスのご案内

【MG研究室】インキ耐性編 結果報告 印刷方式や条件によってどんな違いが出るの?

こんにちは。

SNSチームでは、MG研究室として6月から2ヶ月間にわたって印刷物(ポスター)の日焼け劣化具合について検証を行い、2週間おきに濃度を計測してきました。

●6月19日記事 【MG研究室 インキ耐性編 スタート】

本日と来週の2回に分けてこの検証・分析結果をご報告したいと思います。

実験素材の印刷物はA3サイズのポスターを想定とし、以下4通りの印刷方法と用紙を使用しました。

①ハイブリットUV印刷(UVインキ)+マットコート紙
②ハイブリットUV印刷(UVインキ)+ユポ紙
③オフセット印刷(油性インキ)+マットコート紙
④オンデマンド印刷(トナー方式)+マットコート紙


屋内
屋内

屋外
屋外

■11月2日 UVインキと油性インキの違い
■12月22日【小ロットでもオリジナリティ溢れた印刷物を!】五反田本社でのオンデマンド印刷について


まずは、屋内と屋外での違いの差を見ると、ハイブリットUV印刷の屋内に掲示した印刷物と屋外に掲示した印刷物では明らかに劣化が見られました。

これはオフセット印刷(油性インキ)でも、用紙をユポに変えた場合でも同様の結果となりました。

一方、オンデマンド印刷では屋外、屋内でも変化は見られませんでした。

屋内と屋外の見た目の比較


ハイブリットUVとオフセット印刷(油性)の屋外と屋内の条件下では、なぜ違いが出たのでしょうか?

それは、インキと紫外線(太陽光)による作用が大きいと考えられます。

インキの中に含まれる顔料が紫外線(太陽光)によって刺激され、性質に変化が起こり、見た目で劣化したように見えているのです。


これを専門用語では退色(褪色)と呼んでいます。

では、なぜオンデマンド印刷ではこれら退色(褪色)が起きなかったのでしょうか?

ハイブリットUV印刷やオフセット印刷(油性)では液体状のインキを使用しているのに対し、オンデマンド印刷は「トナー」と呼ばれる粉末状のインクを使用した印刷方式だからです。

「トナー」は、非常に細かい帯電性を持ったプラスチック粒子で出来ており、オンデマンド印刷は、静電気と熱を利用して「トナー」を紙に着色させています。

いわば、プラスチックの塊(固形)を紙の上にくっつけているような状態ですので紫外線が当たってもこれ以上変化が起こりにくいと言えます。


私たち印刷業界では、この一連の紫外線(太陽光)による退色(褪色)に耐性があることを「耐光性」と呼んでいます。

今回の実験から、「耐光性」が最強なのは『オンデマンド印刷』であると結論付けられました!

ただ、オンデマンド印刷も万能であるわけではありません。

小ロット、短納期、そして「耐光性」も兼ね備えた方法ではありますが、A3以上のサイズが印刷できなかったり、ハイブリットUV印刷に比べると印刷品質が落ちていたり、大量ロットには向かなかったりとデメリットも多くあります。

そこで次回は、今回の実験結果から得られた数字を分析して退色(褪色)の原因を探っていきたいと思います。

それでは今回はここまで!読んでいただき、ありがとうございました!!!

小泉塾30'S アートワークショップ@ポーラ美術館

  •  投稿日:2017-07-24
  •  カテゴリ:コラム
こんにちは!

今日は7月上旬に行われた社内研修についてご紹介させていただきたいと思います。

今回の研修は、当社の長年のクライアントでもあります、箱根のポーラ美術館様にて、ビジネスのためのアートワークショップ(Art Workshops for Business)を体験してきました。

アートワークショップ

グループで対話をしながら作品を見る、「対話型鑑賞方法」で、「見えるものを言語化する力」、「伝える力」、「考察する力」、「多様性を認識する力」等を育成するねらいがあります。


具体的にどんなことをするのかと言いますと、

まず1枚の絵画について何の知識も入れずにただじっくりと鑑賞します。
そして、その絵に対して感じたこと、疑問点、自分なりの解釈について自由に発言していきます。


ポーラ美術館では学芸員さんがファシリテーター(進行役)となって、中立の立場に立ち、グループでの活動が円滑に進むように、参加者間の共通理解を促したり、コミュニケーションの交通整理を行うことで今まで一人では見えなかった新しい観点を見出していきます。

創造的な直観力を高め、複雑な状況を多角的に観察、分析、統合し、言語化するトレーニングを行うことによって、ビジネスシーンにおいても既成概念にとらわれずに解決する力を養うことをねらいにしています。

当社では今回、営業部や総務部、クリエイティブ部門、データデザイン部、埼玉工場など職種も社歴もバラバラなメンバー15名が参加し、活発でユニークな意見に富んだワークショップになりました!


やってみて感じたことは、1枚の絵から感じること、思うことは人それぞれで全く違っていて、そこに納得したり、感心したり、逆にちょっと違和感があったりしてとても新鮮に感じました。

それらの作業を通して、今まで同じ職場にいても気づかなかった人となりや、新たな一面が発見できて、コミュニケーション向上にも効果を感じました。

ワークショップ後は、美術館内のレストラン アレイにて昼食。

午後は自然豊かな遊歩道を散策し、開催中のポーラ美術館開館15周年記念展「ピカソとシャガール 愛と平和の讃歌」を見学してきました。

ワークショップで鑑賞した絵画の実物が間近で観られるということもとても貴重な経験となり、また、ワークライフバランスの観点からもリフレッシュする良い機会になりました。

ポーラ美術館様では今後も企業を対象にした、今回の様なワークショップに取り組んでいかれるとのことです。

もしご興味のある方は、ポーラ美術館へお問い合わせください。

公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
TEL:0460-84-2111(代表)
FAX:0460-84-3108



過去記事

●箱根町仙石原 ポーラ美術館と印刷物のこと
●【制作実績】ポーラ美術館「愛のシャガールウィーク」子供用クイズのパンフレット
Copyright © メディアグラフィックスBLOG All Rights Reserved.

テキストや画像等すべての転載転用販売を固く禁じます