印刷入門のカテゴリ記事一覧

化粧品および文化芸術分野の高品質印刷・加工・企画・デザイン・WEB制作「株式会社メディアグラフィックス」のブログです

カテゴリ:印刷入門

印刷入門のカテゴリ記事一覧。化粧品および文化芸術分野の高品質印刷・加工・企画・デザイン・WEB制作「株式会社メディアグラフィックス」のブログです

2018-03-05 印刷入門
こんにちは!今日は、印刷物の「表面加工」についてご説明します。「表面加工」とは、印刷した紙の上にニス引きや光沢剤、フィルムなどで加工を施し、印刷物自体の性能を上げることができる工程です。機能面では、印刷物のインキの擦れ防止やフィルムを貼ることによって耐久性を上げることが可能です。デザイン面では、ツヤ出しや、マット感を出すなどの加工を施すことで、印刷物の風合いが増し、より高い高級感を演出することが出...

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2017-10-30 印刷入門
こんにちは!前回の【印刷入門シリーズ】では、刷版って何?ということに触れさせていただきましたが、今回は刷版工程の後がどんな流れで進んでいくのかをご説明したいと思います。●【印刷入門シリーズ】刷版って何?刷版工程のプレートセッターから出力されたPS版が向かう先は「印刷機」です。写真:菊半裁4色反転機構付オフセット印刷機「SPICA(スピカ)」当社の印刷機は、B縦半裁オフセット輪転機(8色機)、菊全判UVオフセット...

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2017-10-02 印刷入門
こんにちは!今日は「本作りの基礎知識」として、本の構成について少しだけご説明したいと思います。本の装丁は、大きく2つの製本方式に分類されます。表紙をボール紙に貼って作られるハードカバーの「上製本」と、文庫本や雑誌などのように表紙が本文より少し厚めの紙で作られるソフトカバーの「並製本」です。「上製本」は高級で丈夫な仕上りになりますが、コストとしては「並製本」よりも割高になります。一方、「並製本」は、...

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2017-07-10 印刷入門
こんにちは!今日は印刷の基本として、刷版工程について少しだけご説明させていただきます。刷版とは、印刷機で印刷をする際に使用される、金属製の版を製造する工程。簡単に言いますと、印刷するための「判子」の板を作ることを指します。この板はPS版と呼ばれており、印刷物の絵柄のインキがつく部分とつかない部分をパーセント単位で分別させることで、絵柄として表現されます。工程の内容としては、MG本社にあるデータデザ...

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2017-05-22 印刷入門
こんにちは!今日は印刷の基本知識として紙のサイズについて少しだけ詳しくご説明したいと思います。 紙のサイズは規格がJISで決められています。 大きく分けるとA列とB列の2種類があり、基本となる大きさはどちらもA1、B1です。それらを半分のサイズにするとA2、B2、さらに半分に...

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【印刷入門シリーズ】表面加工について

こんにちは!

今日は、印刷物の「表面加工」についてご説明します。

ラミネーター(PP貼り)

「表面加工」とは、印刷した紙の上にニス引きや光沢剤、フィルムなどで加工を施し、印刷物自体の性能を上げることができる工程です。

機能面では、印刷物のインキの擦れ防止やフィルムを貼ることによって耐久性を上げることが可能です。

デザイン面では、ツヤ出しや、マット感を出すなどの加工を施すことで、印刷物の風合いが増し、より高い高級感を演出することが出来ます。

ホログラムで柄をつけたり、キラキラさせたりすればより個性的な印刷物に仕上がります。

そんな「表面加工」ですが、具体的にはどんな方法の選択が出来るのでしょうか?

弊社でご提案出来るいくつかの種類をご紹介いたします。


①ニス引き(グロス・マット)

オフセット印刷で印刷物の表面に透明な樹脂液を塗ることをいいます。

樹脂液には、「グロスニス」と「マットニス」があり、「グロスニス」の場合はインキの乗っている部分の光沢感が若干上がります。

「グロスニス」は光沢効果というよりは、ニスによってインキの表面に膜が出来ることで、印刷物同士が重なった際に発生する圧や擦れによって汚れてしまうことを防ぐ保護目的があります。

一方の「マットニス」の場合は樹脂液成分の特性上、グロスニスのような保護効果はあまりありません。

どちらかというと印刷物に風合いやマット感を与えたい場合にご提案をさせていただく事が多いです。

また、もう一つ、ニス引きの特徴として部分的な「スポット」が可能ということが挙げられます。

1グロスニス(白部分スポット抜き)

紙面にグロス部分とマット部分を出して絵柄を見せたい場合は、このニス引きをうまく活用いただくと
効果が出ます。


②PP貼り(グロス・マット・ホログラム)

ポリプロピレンフィルムに接着剤を塗布し熱風乾燥した後、紙とフィルムを熱圧着して貼り合わせる加工です。

グロスPPはインキの発色が増し、強い光沢が出ます。マットPPはインキの発色は若干落ち、しっとりとした手触りとなります。

2【左】加工無し【右】グロスPP

2【左】加工無し【中央】グロスPP【右】マットPP

こちらはフィルムを貼り合わせていますので破れづらく、耐久性が出ます。

ただし、こちらは印刷面に加工を施すことで色の濃度が上がって見えるため注意が必要です。

グロスやマットの他にもホログラムをお選びただくことが可能です。


③プレスコート

印刷物に鏡面光沢と平滑性を施す表面加工です。

紙面に熱硬化性の樹脂を塗り、熱をかけローラーでプレスすることにより強い光沢感が得られます。

グロスPP貼りとほぼ同等の仕上がりですが、印刷物にフィルムを貼りたくない場合は、こちらの加工をお勧めしています。

なお、こちらについてもPP貼りと同様に印刷面に加工を施すことで色の濃度が上がって見えるため注意が必要です。


④LCコート(グロス・マット・ホログラム・エンボス)

印刷面へUV塗料をコーティングして、フィルムでプレスしたまま、UVランプを照射し、印刷物に転写する加工です。

仕上りはPP貼り(グロス・マット)とほぼ同等ですが、全面にしか加工が出来ないPP貼りやプレスコートと異なり、紙面の部分的にスポットで入れたり、抜いたりすることが出来るのが特徴です。

また、LCコートはバリエーション豊富なホログラムやエンボスを選ぶことも可能です。

4LCコート-ホログラム

4LCコート-エンボス

いかがでしたでしょうか?

「表面加工」についてこんなに種類があることは意外と知られていないかもしれませんね。

もし、ご興味のある方は営業までお問い合わせください!
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【印刷入門シリーズ】版替え作業について

こんにちは!

前回の【印刷入門シリーズ】では、刷版って何?ということに触れさせていただきましたが、今回は刷版工程の後がどんな流れで進んでいくのかをご説明したいと思います。

●【印刷入門シリーズ】刷版って何?

刷版工程のプレートセッターから出力されたPS版が向かう先は「印刷機」です。

スピカ
写真:菊半裁4色反転機構付オフセット印刷機「SPICA(スピカ)」

当社の印刷機は、B縦半裁オフセット輪転機(8色機)、菊全判UVオフセット枚葉機(5色機)、菊半裁オフセット枚葉機(4色機)の3台が稼動しておりますが、どの機械で印刷する場合も、刷版で出力されたPS版をセットして印刷されます。

PS版を印刷現場へ運ぶと、まず「版替え」に取りかかります。

「版替え」とは、その名の通り「PS版を取り替える作業」のことです。

かつてはこの「版替え」に多くの手間と時間を費やしていましたが、現在では機械の性能が上がり、自動で行えて効率が大幅に良くなっています。



ということで今回は「版替え」についてご説明させていただきました。

それではまた次回!
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【印刷入門シリーズ】本作りの基礎知識

こんにちは!

今日は「本作りの基礎知識」として、本の構成について少しだけご説明したいと思います。

本の装丁は、大きく2つの製本方式に分類されます。

表紙をボール紙に貼って作られるハードカバーの「上製本」と、
文庫本や雑誌などのように表紙が本文より少し厚めの紙で作られるソフトカバーの「並製本」です。

「上製本」は高級で丈夫な仕上りになりますが、コストとしては「並製本」よりも割高になります。

一方、「並製本」は、費用面でメリットがあり、更には持ち運びやすさや手軽さがありますが、「上製本」よりも傷みやすい傾向があります。

それぞれメリット、デメリットをもった製本方式ですが、本の構成は一部を除いては大きな違いはありません。


本を構成する要素にもそれぞれ細かく名前が付いています。

先日ご紹介しました「デザインの旅」(上製本の装丁)を使い、各部の呼称についてサクッとまとめました。

(「デザインの旅」は
●【印刷・特殊加工実績】単行本「デザインの旅」 HANDFAST 遠藤紀雄 様
でご紹介させて頂いております)

[表紙周り]
天(てん)・・・本の上部分。
地(ち)・・・本の底部分。
背(せ)・・・表紙の背中部分。この部分に入る文字を「背文字」と言います。
溝(みぞ)・・・背より少し内側に入る溝。この溝のおかげで表紙が開きやすくなります。
束(つか)・・・本の厚さ。
チリ・・・表紙の本文部分より大きい部分。並製本にはありません。

[本文(ほんもん)]
本文(ほんもん)・・・本の本体部分。
ノド・・・本の見開きの中央部分。
小口(こぐち)・・・背の反対部分。
見返し(みかえし)・・・表紙と本文をつなぐ役目の紙。並製本にはありません。
トビラ・・・書籍の中身の最初のページ。
花布(はなぎれ)・・・背と本文の接着面をの隠す布。並製本にはありません。


本作りの基礎


いかがでしたでしょうか?

近年では、個人の方が「自費出版」として本を作られるケースも増えております。

当社ではあまりそういった事案はございませんが、もちろん可能ですので是非ご相談ください!

今回の「本作りの基礎知識」が少しでもご参考になれば嬉しいです!
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【印刷入門シリーズ】刷版って何?

【印刷入門シリーズ】刷版って何?

こんにちは!

今日は印刷の基本として、刷版工程について少しだけご説明させていただきます。

刷版とは、印刷機で印刷をする際に使用される、金属製の版を製造する工程。

簡単に言いますと、印刷するための「判子」の板を作ることを指します。


この板はPS版と呼ばれており、印刷物の絵柄のインキがつく部分とつかない部分をパーセント単位で分別させることで、絵柄として表現されます。

工程の内容としては、MG本社にあるデータデザイン部にて作成された印刷用データを、専用サーバを介して埼玉工場へ送られ、パソコン上で刷版処理を行い、プレートセッターからそのままPS版が出力される流れになります。

これら一連を私たち印刷業界では、CTP(computer-to-plate)と呼ばれています。

かつてはデータからフィルムを出力後、フィルムをPS版に焼きつける作業をしていましたが、このCTP導入以降、フィルムレスでダイレクトに出力できるようになり、効率化されました。

以上、刷版のご説明でした。

動画もまとめましたので是非ご覧ください。



お客様からもたまに「製版」と「刷版」の違いを聞かれることがあります。

これを機に少しでも知っていただければ嬉しいです。
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【印刷入門シリーズ】紙の規格 A判、B判って何?

こんにちは!

今日は印刷の基本知識として紙のサイズについて少しだけ詳しくご説明したいと思います。

紙のサイズは規格がJISで決められています。

大きく分けるとA列とB列の2種類があり、基本となる大きさはどちらもA1、B1です。

紙の規格

それらを半分のサイズにするとA2、B2、さらに半分にするとA3、B3となっていきます。

A4やB5などはコピー用紙などでもお馴染みですよね。

では、A判、B判とはそもそも何なのでしょうか?


A判・・・1929年にドイツの工業院規格を日本工業規格に導入したもので、A0判の面積を1㎡として定め、紙を横半分に裁断するのを繰り返しても縦横の比が一定になるようにサイズが決められました。利用価値のある合理的な規格で、国際規格にも採用されています。


B判・・・江戸時代の美濃サイズに由来していると言われています。B判は日本だけの規格で、B0判の大きさがA判の1.5倍で規格化されました。



つまり、A判は世界基準の規格で、B判は日本独自の文化を踏襲した規格という違いがあったんです!

日本の公文書は長きに渡って使われたB4判やB5判サイズから、世界規格でもあるA3判やA4判に1990年代からサイズの移行が行われました。

現在の公文書のほとんどがA判サイズとなり、A4が主流と思われていますが、最近ではバッグinが出来るB5判の女性誌なども店頭で見る機会が増えており、一概にどちらが良いとは言えないところです。

メディア グラフィックスでは判型も含め、お客様のニーズ、トレンドに合ったご提案をさせていただきます。

是非ご相談ください!



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